FMS (Functional Movement Systems)
FMSとは「カラダの動き」を評価するシステムになります。
単純な動きにも、人によって様々な癖があります。
この癖が原因でカラダの不調やスポーツなどのパフォーマンスの低下を招いてしまうこともあります。
このFMSは5つの基本動作を通じて、カラダの動きを評価するテストです。
「カラダ全身・筋肉の弱い場所・関節の硬い場所、体幹のバランスを把握することで、一人ひとり異なるトレーニングポイントが明確になりよりパーソナルで効率的なトレーニングを組み立てることが可能うになります。
オーバーヘッドディープスクワット
バーを持ち、バンザイの状態でしゃがむテスト。「立つ」「座る」などにつながる基本動作で
カラダ全体の安定性や運動性をチェックします。
下記の様なカラダのクセがある人はうまく出来ない場合があります。
・足首やスネ、アキレス腱が硬い方
・ゴロンと後ろにコケてしまいそうになる方
・肩が耳と平行に上がらない方
・股関節が硬い方
・腰が痛いや反る方
・上体が前のべりになる方
・肩や背中の筋肉が硬い方
ハードルステップ
バーをまたぎ、地面に立てたツールをまたぐテスト。「歩く」「走る」などにつながる基本動作で足の安定性や可動性をチェックします。
下記の様なカラダのクセがある人はうまく出来ない場合があります。
・カラダが左右にフラフラしてしまう方
・どちらかの足や股関節が上がりにくい方
・上半身が前に倒れたり、反ったりする方
・お尻周りの筋肉が弱い方
インラインランジ
背中でバーをつかみ、前に踏み込むテスト。「踏み込む」「止まる」などの基本動作の体幹の安定性や肩、股関節の可動性をチェックします。
下記の様なカラダのクセがある人はうまく出来ない場合があります。
・カラダが横に倒れたりする方(体幹がぶれる)
・膝が痛い方
・膝が内側に入る方
・深くかがめない方
・足首が硬い方
ショルダーモビリティー
左右の拳を上下から背中側に回して拳の最短距離を測るテスト。
肩・胸郭の可動性と体幹の安定をチェックします。
下記の様なカラダのクセがある人はうまく出来ない場合があります。
・肩周りの筋肉や関節が硬い・痛みが出る方
・背中や脇腹がつりそうになる方
・拳、左右の距離が極端にひらく方
アクティブストレート・レッグレイズ
バーを膝裏にあたる位置で仰向けに寝て、膝を伸ばしたまま片脚をあげるテスト。
踵からバーを垂直に立てたラインを測定し、股関節の可動性、骨盤の安定をチェックします。
下記の様なカラダのクセがある人はうまく出来ない場合があります。
・腰に痛みが出る方
・膝や太もも裏に痛みが出る方
・足があまり上がらない方
・腰や骨盤が浮いてしまう方
ファンクショナルトレーニングってなに?
プロのアスリートも取り入れるファンクショルトレーニングとは?
ファンクショナルとは「機能的」なってゆう意味をさします。
もともと、リハビリの一環として理学療法士であるアメリカのグレイクックにより考案されたトレーニングです。
ファンクショナルトレーニングについて
参考:フィットネスオンラインより
※ 機能的な動きを得る為に深層筋(インナーマッスル)が必要になります。